主に利用者の体調や薬の管理、経管栄養の施行などをしています。日々の体温や血圧、食事・水分の摂取状況、身体・精神状態などを観察・把握し利用者の方が健康に過ごせる様に務め、利用者の方が体調不良になった際は病院との連絡や受診の付き添いも行います。また、病院からの指示で点滴や採血も行います。
薬の管理に関しては内服薬や軟膏、座薬など利用者の方に関する様々な薬を管理しています。また、経管栄養に関しては当苑には経口摂取が出来ない利用者の方もいらっしゃるので、食事や水分の摂取を行っています。

私の祖母や亡くなった祖父が施設を利用しており、デイケアや短期・長期入所など様々な形で生活の場を支えている「施設」に興味を抱きました。そのため准看護師の免許を取り、就職先を探す際には「施設」で働くことがまず頭にありました。そのなかで朋暁苑を選んだのは友人が介護士として働いていたからです。友人から聞いて興味を持ち、調べてみると障害者支援施設。自身が今まで関わった事のない障害者の方々に触れると言う事で尻込みもしました。しかし実際に見学してみると、職員の方が忙しそうに働きながらも利用者の方と笑っていたり、親しげにコミュニケーションを取られていたりと楽しそうな場所だなと感じました。看護師が経験豊富で優しそうな方が多かったのも決め手の一つです。

障害者支援施設という事で様々な年齢層の方がいますし、障害の度合いも様々なので大変な事も多いです。日々の業務だけでも大忙しですが、その分他では経験できない事も多く勉強になります。利用者の方も面白い方や可愛い方が多く、楽しくコミュニケーションを取れています。コミュニケーションが難しい方もいますが、それぞれに合った方法を取っており興味深いです。また、様々な自助具を使用しているので勉強になる事が多いです。